【若者のハロウィン離れ？】市場規模縮小も　本番は10月31日、大阪・ミナミは厳戒

ハロウィン本番（31日）に際し、大阪府警は当日が金曜日で多くの人出が予想されることや、増加する訪日外国人客（インバウンド）を視野に警戒を強化する。一方で物価高などを背景に、ハロウィンの市場規模は縮小しているとの調査結果もある。

大阪府警はハロウィン当日、9月のプロ野球・阪神のリーグ優勝時と同様の警戒態勢を敷く。31日は午後5時半ごろから、最も混雑が予想される戎橋やアメリカ村周辺に最大約530人を投入し、雑踏事故の発生を防止する。

戎橋から道頓堀川への飛び込みを阻止するため、橋の両側にあるスロープの一部区間の立ち入りを禁じ、川沿いの遊歩道も封鎖する。多数の人の通行が見込まれる戎橋は、混雑具合に応じて左側通行や一方通行といった段階的な対応をとる。また道頓堀橋では通行人の滞留を防ぐため、欄干に高さ約2メートルの目隠しシートを設置。若者が集まるとみられるアメリカ村周辺にも部隊を置き、状況に応じて交通規制などを実施する。

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