巨人に大激震が走った。ファームの現場責任者としてチームを支え続けてきた桑田2軍監督が退団。前日27日まで宮崎県内でフェニックス・リーグで指揮を執っており電撃的な決定となった。
この日、球団事務所で話し合いを行った桑田2軍監督は「若手選手が育っていないという評価でした」と語った。球団からフロントへの転身を打診されたが、固辞した形となった。
2008年の現役引退後、21年に1軍投手チーフコーチ補佐として巨人に復帰し、翌22年には投手チーフコーチを担った。23年にファーム総監督となり昨季から2軍監督に就任した。「5年間、指導者として勉強させていただいた。球団に感謝しています。コーチ、スタッフに感謝しています」と思いを込めた。
2軍監督として「1軍への選手供給と1軍選手の調整と育成」をテーマに掲げ、戦力の底上げに尽力した。「われわれはプロ。部活、学生野球ではない」と自主性や独自性も重要視し、選手たちに求めた。昨季はリーグ優勝した1軍を陰ながら支えた。2軍で「勝利を目指すのも大事」と力説し、それを実践した。今季は2年ぶりのイースタン・リーグ優勝に導いた。
試合前には自らグラウンドを動き回り、練習をサポートし、ずっと選手の成長を見守ってきた。「心残りは選手と汗をかくことができないこと。成長を見届けられないのは残念ですし、寂しい」と本音を吐露した。これまでの功労者である桑田2軍監督が、静かにチームを去る。
デイリー
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fdee09e3877bdf71a6ffba458eddafb5e8d24b2
引用元: ・巨人 桑田2軍監督が電撃退団 フロント打診も固辞「若手選手が育っていないという評価でした」 [ひかり★]