10/27(月) 19:12
タレントの渡邊渚(28)がモデルプレス編集部の取材に応じ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表してからの日々を振り返った。
PTSDを患ったことを公表してから1年。渡邊は自身の病と向き合いながらも、同じような精神疾患を抱える人のために、さらには理解を深めてもらうために発信することを続けている。
活動をしてよかったと感じた瞬間を聞くと、「『自分もそういう悩みを抱えてたんだ』っていう人が周りにたくさんいたことに気づいけたこと」と回答。「私が自分の弱みを晒したことで、色んな人が心を開いてくれることが多く、最初は私1人で戦っているみたいな気持ちでしたけど、同じように戦ってる人たちがいるんだなって思えたら、安心できましたし、すごく交友関係も広がりました。理解した上で、仲良くしてくれる、一緒にいてくれる人が増えたのはよかった」と振り返った。
◆渡邊渚「目に見えない病気だからこそ」
もちろん苦労したこともある。「大変だったのは、ネット上で『詐欺だ』『嘘つきだ』と言われてしまうこと。『写真集が撮れるからPTSDなわけない』みたいなことはすごく嫌な気持ちになりました。多くの精神疾患を抱える人たちは毎日何もできないわけじゃない。元気な日もあれば、そうじゃない日もある。ただ、目に見えない病気だからこそ、なんとでも言いようがあるみたいに言われ、嘘つきっぽく言われちゃう世の中なんだなと。そういことに気づけたのも大きいです」と吐露。
続けて「マイナスではあったけど、精神疾患に向けられる偏見を冷静に可視化できたという面もあります。だから、理解普及の啓発活動をしてみたり、学校で講義をしたり、社会モニタリングした状態で話せています」と活動にいきていることも明かした。
引用元: ・渡邊渚、PTSD公表から1年 発信を続けて気付いたこと「精神疾患に向けられる偏見を冷静に可視化できたという面もあります」 [muffin★]