今回の発射試験の時期は注目に値する。なぜなら、米国のトランプ大統領との首脳会談の可能性がなくなり、米国がロシアの大手石油会社2社に制裁を科したばかりだからだ。制裁はトランプ政権によるロシアへの最も具体的な対抗措置の一つとなっている。
ロシアのゲラシモフ参謀総長は、ブレベスニクについて、約15時間、約1万4000キロを飛行したと述べた。試験中、ミサイルは対空防衛網を回避する高い能力を示したという。
プーチン大統領は「この兵器の運用方法を検討し、配備のためのインフラ整備を始める必要がある」と述べ、世界で他に類を見ない兵器だと強調した。
プーチン大統領の特使であるキリル・ドミトリエフ氏は、「成功した」ミサイル実験の詳細が米国訪問時にトランプ政権側へ伝えられたほか、最近の戦況報告も行われたと述べた。
ロシアは先に、プーチン大統領の監督のもと、戦略核戦力の演習を実施した。クレムリン(ロシア大統領府)によると、この演習では指揮系統や指揮・統制システムの即応性が確認され、すべての目標が達成されたという。
ロシア首都モスクワでは26日夜から27日未明にかけて無人機による一連の攻撃があった。同市のソビャニン市長によると、ロシアの防空システムが無人機十数機を撃墜した。ソビャニン氏によれば、当局が迎撃による破片の撤去作業を進めている。
ロシア・ベルゴロド州ではウクライナの攻撃により民間人6人が負傷したと地元当局が発表した。
一方、ロシアは26日未明、ウクライナ各地に無人機100機以上を飛ばし、首都キーウの高層住宅を攻撃した。
引用元: ・【ブレベスニク】原子力推進式巡航ミサイルの発射試験に成功 ロシア、プーチン氏発表。約1万4000キロを飛行 [1ゲットロボ★]
核を使っているのか