晋三・元首相(当時67歳)が2022年7月に銃撃されて死亡した事件で、殺人罪などで起訴された無職山上徹也被告(45)の初公判が28日、奈良地裁で開かれる。山上被告は殺人罪を認める方針。最大の争点は、母親の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への多額献金による家庭崩壊が事件に与えた影響を量刑にどの程度反映するかだ。
弁護側は被告人質問のほか、母親や宗教学者ら5人の証人尋問で教団の影響を明らかにする考えだ。一方、検察側は、事件を目撃した国会議員や遺体の解剖医ら7人の証人尋問で、殺意の強さや悪質性を立証する。
公判は裁判員裁判で審理され、全19回。12月18日に結審し、来年1月21日に判決が言い渡される見通し。
引用元: ・安倍元首相銃撃事件あす10/28初公判 山上徹也被告は殺人罪認める方針、旧統一教会の影響など争点 [897196411]