大学生の間では「スプーン階級論」という新造語が流行している。これは親の職業や経済力が子どもの社会的身分を決定することを指した表現で、スプーンの原材料によって階級が喩えられている。英語の慣用句「Born with a silver spoon in one’s mouth(裕福な家に生まれる)」から派生したとされ、韓国ではさらに階級が細分化された。
たとえば、財閥クラスはダイヤモンド製のスプーン。続いて、次のように並ぶ。
金のスプーン……親の資産が20億ウォン(約2億1000万円)以上もしくは年収が2億ウォン(約2100万円)以上。
銀のスプーン……資産10億ウォン(約1億円)以上もしくは年収8000万ウォン(約850万円)以上。
銅製のスプーン……資産5億ウォン(約5300万円)以上もしくは年収5500万ウォン(約580万円)以上。
土(泥)のスプーン……資産5000万ウォン(約530万円)未満もしくは年収が2000万ウォン(約210万円)未満。
銅と泥の間には真鍮製やプラスチック製などのバリエーションもある。日本で流行している「親ガチャ」理論に近いだろうか。親に資産がなければ、自分が努力していても、望みは実現しないという理不尽な思いがスプーンで表されている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad79df2c198941b13a9a6cbb4b543203795c522
引用元: ・【韓国社会】親が貧乏だと学歴も就職も結婚も手に入らない…いくら努力しても貧しさの沼を抜け出せない「ヘル朝鮮」の実態