スカッグス氏は2019年7月に遠征先のテキサス州のホテルで急死。アルコールとともに医療用麻薬を摂取し、吐しゃ物で窒息死した。当時、エンゼルスの広報部長だったエリク・ケイ氏が死につながった医療用麻薬を提供したとして、禁錮22年の判決を2022年に下されている。
スカッグス氏の遺族は球団側にも責任があるとして、1億1800万ドルの損害賠償などを求め、エンゼルスを提訴。その裁判をめぐり、スカッグス氏とルームメートで仲の良かったトラウトが証言台に立った。
ESPNやロイター通信などによると、トラウトはケイの薬物疑惑を別の球団職員から噂で聞いたと証言。ケイが選手のサイン入りボールを売りさばき、薬物購入の資金に充てていたことを知って以降、サインを制限。さらに、「君には息子が2人いるんだから、ちゃんとしないと」と注意していたことも証言台で語ったという。
親友を失ったトラウトは約2時間、証言台に立ち、当時について説明。時折、言葉を詰まらせ涙ぐむ場面もあったとしている。
ロイター通信によると、スカッグス氏の遺族側は「エンゼルスがケイの薬物乱用を知っていたにも関わらず、雇用を続けた」と主張。一方、エンゼルス側はケイの薬物乱用や選手への薬物提供を知らなかったと主張。ケイの薬物提供は職務範囲外の行為だったとしている。
裁判は今後、5人の関係者が出廷を予定しており、12月まで続く見通し。今回の裁判をめぐって選手が出廷したのはエンゼルスではトラウトが初めてとなった。
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/22/kiji/20251022s00001007173000c.html
引用元: ・【MLB】27歳で急逝エンゼルス元投手めぐりマイク・トラウトが出廷 薬物提供した元球団職員に「息子2人いるんだから…」 [ニーニーφ★]
「トラウトよ、お前もか!」
家族は知らんかったのか?