公明の斉藤代表は21日、記者団に「野党の役割は政府の監視だ。しっかり高市首相と論戦していきたい」と強調した。同時に「政策は与党と連携しながら実現していきたい」とも語り、揺れる胸の内をのぞかせた。党中堅議員は「支持者に政策アピールができなくなるのは痛い」と漏らす。
連立政権合意書に盛り込まれた衆院議員定数の1割削減を巡っては、公明は、選挙戦略の中心に据える比例選の定数が対象にされると警戒する。自民の鈴木幹事長は記者会見で「小選挙区の削減は難しい」と述べ、比例定数の削減を唱えた維新の吉村代表に同調した。公明幹部は「公明への嫌がらせだ」と不快感を示す。
公明が政府に繰り返し実現を求めた2万円の一律現金給付は、「行わない」と明記された。
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