3割不具合の中国製EVバス、国交省が販売元に立ち入り検査
大阪・関西万博でも使われた中国製の電気自動車(EV)バスにトラブルが相次ぐ問題で、
国土交通省は20日、販売元の「EVモーターズ・ジャパン」(北九州市、EVMJ)に対して
道路運送車両法に基づく立ち入り検査を行った。
同省への取材で分かった。
同社の総点検の方法に漏れがなかったかなどを調べる。
同社は国交省に対して、全国で販売した317台のうち3割超の113台で、
油圧をブレーキ装置に伝える「ブレーキホース」の損傷などの不具合が確認されたことを報告し、
うち78台は国の保安基準に違反していた。
国交省は同社に対して不具合があった113台の運行を停止し、
修理するよう指示していたが、修理済みの複数台のバスでブレーキホースが運転中に車体に接触するなど、
新たな不具合が確認されたという。
EVMJは2019年に設立。複数の中国メーカーにEVバスの製造を委託し、日本のバス会社などに販売している。
しかし、車両のトラブルが相次ぎ、国交省は9月3日、道路運送車両法にもとづき総点検を指示していた。(増山祐史)
https://news.yahoo.co.jp/articles/64a92994e07fe0c80d1fbcfabcb230e8d5290df6
引用元: ・中華EVバスのトラブルが相次ぎ、国交省が販売元に立ち入り検査 [439992976]