活動再開の沢尻エリカにオファー殺到 演技力の衰えなし…来年配信予定の主演ドラマも決定
女優の沢尻エリカ(39)が、来年2月27日公開の成田凌主演映画「#拡散」で、約7年ぶりに映画出演することが20日に発表された。
昨年2月上演の主演舞台で4年ぶりに活動を再開。昨年から水面下では出演オファーが殺到しており、来年配信予定の主演ドラマも決まっているという。
沢尻は、昨年2月上演の主演舞台「欲望という名の電車」で、約4年ぶりに芸能活動を再開した。
今年4月にカラーコンタクトブランド「Kaica」のイメージモデルに就任すれば、今月にはスポーツアパレルブランド「DIG」のスペシャルアンバサダーに就任。
順調な活動の中、映像作品への出演は2019年9月公開の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」出演以来、約7年ぶりとなった。
「#拡散」は、白金(KING BAI)が自ら企画し、監督を担当。成田演じる介護士・浅岡信治が妻をワクチン接種直後に亡くし、深い喪失とともに疑念にさいなまれていく物語。沢尻は、浅岡が遺影を掲げる姿を「夫婦愛の象徴」として紹介する新聞記者・福島美波を演じる。
映画関係者の話。
「沢尻さんは大手配給会社の映画で活躍してきました。今回はインディペンデント系配給会社の映画への出演で業界に驚きの声が上がっています」
沢尻の直近の出演映画は「食べる女」(2018年、東映)、「億男」(同年、東宝)、「人間失格 太宰治と3人の女たち」(19年、松竹)で、いずれも大手配給会社だ。
「『#拡散』の配給会社は日本の作品を中国へ〝輸出〟したり、逆に中国の作品を日本に〝輸入〟したりと、日中を股にかけた事業を展開する会社です」(前出関係者)
「#拡散」はワクチン接種をテーマの一つとしており、コロナ禍をほうふつとさせる。沢尻も「なかなか踏み込んだ題材で、今の時代を象徴する作品だと思います」とコメントしている。
「昨年12月に富山市、黒部市で撮影されました。ワクチンを巡るデモを再現するなど、社会派エンターテインメントに仕上がっています。沢尻さんにはこれまで映画出演のオファーがあったと思われますが、今回は大手配給会社の映画ではなく、あえてインディペンデント系配給会社の〝意欲作〟を選んだのだと思われます」(同)
関係者によれば、芸能活動復帰の舞台となった主演舞台「欲望という名の電車」も、東京と大阪の全18公演が一般発売開始直後にソールドアウト。
ドラマや映画など業界関係者が沢尻の舞台を観覧に訪れ、演技力に衰えのないことを確認した。水面下では、すでに他の作品のオファーも殺到しているという。
「クランクアップの際は花束を手に充実した笑顔を浮かべて、周囲への感謝を伝えていました。来年には配信系の主演ドラマも決まっているようです。沢尻さんは復帰後、改めて〝演じることの楽しさ〟に目覚め、支えてくれた周囲に恩返しをする意味でも、今後出演作をヒットさせることを新たな夢の一つにしているとか」(別の映画関係者)
沢尻といえば、ドラマ「1リットルの涙」(2005年、フジテレビ系)や映画「パッチギ!」(2005年)、「ヘルタースケルター」(12年)など、数々の話題作で存在感を見せてきた。
女優としての演技で、再びファンの期待に応えることができるか。
引用元: ・【芸能】活動再開 沢尻エリカにオファー殺到 演技力の衰えなし… 来年配信予定の主演ドラマも決定 [冬月記者★]