米リベラル議員事務所で下積み　元同僚が語る高市氏の働きぶり

　自民党の高市早苗総裁（64）が21日、新首相に選出される見通しとなった。　高市氏は1980年代後半に単身渡米し、民主党下院議員のパトリシア・シュローダー氏（2023年死去）の事務所で勤務した経歴がある。当時を知る関係者は「日本での女性活躍のきっかけに」と期待する。

「リーダーシップを学びたい」
高市氏は松下政経塾に在籍していた87年9月、奈良の実家で深夜に何気なく見ていたテレビ番組でシュローダー氏の姿を目にしたという。シュローダー氏は女性の権利擁護や、軍事費の削減で論陣を張るリベラル派の議員で、当時は米大統領選への出馬も取り沙汰されていた。

「美人でファッショナブルで、話す姿も堂々としています」「主張がある。理念がある」

高市氏は著書「アズ・ア・タックスペイヤー」（祥伝社）で、画面に映ったシュローダー氏に強烈な印象を受けたと振り返っている。

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毎日新聞　2025/10/21 06:00（最終更新 10/21 06:00）
https://mainichi.jp/articles/20251020/k00/00m/030/382000c