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韓国産わかめにハマる日本人続出

韓国産わかめにハマる日本人続出
1: ばーど ★ 2025/10/19(日) 18:35:42.16 ID:D/w5Ev8S
客の半分が日本人のエゴマわかめスープ店
わかめの日本向け輸出もここ2年で35%急増

9月30日にソウル市竜山区の三角地駅近くにあるわかめスープ店「オイルジェ」を取材した。午前10時のオープンまで時間はあったが、店の前には日本人の客が何人も並んでいた。エゴマわかめスープだけのメニューで1日50杯を売り上げるが、うち日本人が30杯を食べる。20代から頭が白い老若男女に至るまで店には日本人ばかりだ。大阪から旅行に来たという43歳の日本人観光客は「日本の雑誌でこの店を知ってやって来た」「これまでたくさんのわかめ料理を食べてきたが、この店の味は初めてで、食欲がそそられる」と語る。

【写真】 ソウル市竜山区の「オイルジェ」のエゴマ入りわかめスープ

 最近日本人観光客を中心に韓国わかめの人気が高まっている。わかめスープを出す食堂やスーパーなどはどこも日本人が多く訪れる。食品全体では日本向け輸出は減少傾向だが、わかめは毎年増加傾向にある。韓国農林畜産食品部(省に相当)の貿易統計によると、農産物の対日輸出は全体で2022年の21億5979万ドル(約3184億円)から昨年は20億3244万ドル(約2996億円)へと5.9%減少した。これに対してわかめの日本向け輸出は同じ期間に1580万ドル(約23億円)から2420万ドル(35億円)へと53.2%の大幅なプラスを記録した。

 オイルジェでは、エゴマ油で炒めた全羅南道高興の巨錦島産の新芽わかめと韓牛の大腿(だいたい)骨を煮込んでスープを作る。澄んだスープの中に海藻類の食欲をそそる味が染み込むことで、エゴマの香りに味わい深いスープが折り重なる。昆布を入れ釜で炊いたご飯の味がこれに中国ジー(相乗作用)をもたらす。米は精米したばかりのコシヒカリだ。素朴なトレーにタコのキムチ、からし菜キムチ、しょうゆソースが添えられている。

 これまで日本のメディアに15回ほど紹介された。10月には大阪にポップアップストア(期間限定店舗)を開設するという。東京やニューヨークでもポップアップストアのオファーを受けているそうだ。洋食シェフを20年務め、2023年からオイルジェをオープンしたシェフのシン・ドンフンさん(41)は「多様な年齢層をターゲットに準備した店だが、日本人客がこれほど多く訪れるとは予想もしていなかった」と語る。

 観光客やホテルが多い狎鴎亭、蚕室ロッテタワー、鍾路などに店を構えるわかめスープチェーン店では最近どこも日本人向けのメニューが備えられている。ソウル駅のロッテマートでは「オットギ南道式韓牛肉わかめスープ」などのレトルト食品に「Picked & Loved by Travelers(旅行客に選ばれ愛されている)」と記載している。最近は日本人がわかめ製品を多く買い求める傾向があるため、オットギでは観光客が特にたくさん訪れる店を分析し、新たな流通計画を準備しているという。

 なぜわかめが人気なのか。専門家は「ストーリーテリング」「なじみがあるけど新鮮」「不安感」を理由に挙げる。まず韓国への理解が徐々に深まり、ただ有名な韓国料理だけでなく、ストーリーのある韓国人ならではの味が求められているという。フードコンテンツ・ディレクターのキム・ヘジュンさんは「韓国人が誕生日に食べる特別な料理という点が観光客には面白く感じられる」「観光用の食事ではなく現地のオリジナルを食べたいということだ」と説明する。

 日本は韓国と共に世界でわかめを最も多く消費する国の一つで、みそ汁やすまし汁などでもわかめは定番だ。味は違うが焼き肉店などでよく見かける日本式のわかめスープもある。日本の食文化は牛骨の煮込みや海産物のだしもよく使われる。国民大学日本学科の李元徳(イ・ウォンドク)教授は「日本のわかめスープは脂っこくなく水にわかめを浮かべるものなので、韓国の濃いスープは新鮮に感じられるはずだ」「2023年の福島原発汚染処理水放出問題で自国の海産物への不安ときれいな海産物に回帰したい心理が強くなったこともあるだろう」との見方を示した。

パク・チンソン記者

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朝鮮日報 2025/10/19 11:45
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/11/2025101180013.html

引用元: ・韓国産わかめにハマる日本人続出 [10/19] [ばーど★]

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