コラム・特派員オンライン
中国では外食のデリバリー産業の発展が著しく、街中を電動自転車に乗った配達員が走り回る。いつも利用する和食店の値段が格段に安くなっているのに気づいたのは夏ごろだ。
配送料を含めて52元(約1100円)だったうな丼定食は40元(約850円)に、32元だったそぼろ丼定食は21元に下がっていた。(伊藤完司)■ デリバリーのうな丼定食【写真】
業界は生活サービス全般を手がける「美団」と電子商取引(EC)大手アリババ系の「餓了麼(ウーラマ)」の2強状態だったが、今年2月にEC大手の京東(ジンドン)集団が参入。
各社が割引券を乱発して値下げ合戦を繰り広げ、いずれの陣営も大幅に利益が減った。料理を提供する飲食店の利益も減り、悲鳴が上がっていた。
中国の国旗
中国では「内巻」と呼ばれる過激な競争が至るところで見られ、電気自動車(EV)や太陽光パネルなどでも消耗戦が繰り広げられる。中国政府は、デリバリー業界も含めて
「悪性競争を防止する」と対策に乗り出すが、収束は遠そうだ。
消費者にとって値下げはありがたいが、歓迎ムード一色ではない。一部の消費者からは「ライバル企業を撤退に追い込んだら値上げするんだろう」という冷めた声が聞こえてくる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd8728e348190e6898373fff0164fff547079163
中国の日本風うな丼
http://2ch-dc.net/v9/src/1760853751892.jpg
引用元: ・中国各地で異常なダンピング戦争 「戦いに勝ったら値上げするんだろ?」 [194767121]
そっくり