【殉職者慰霊祭】息子の死から8カ月、「心の整理がつかない」父の思い

　全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭が18日、東京都内で開かれた。交通規制の業務中にトラックにはねられ死亡した山口県警自動車警ら隊の山口直人警部補（当時29）=2階級特進=の父、宇太郎さんが遺族を代表し、追悼のことばを述べた。

　山口警部補は今年2月、山口県岩国市の国道で交通事故の対応中、大型トラックにはねられ亡くなった。大雪で路面が凍結するなか、現場を通行する車に事故を知らせて停止させていたところだったという。

　山口警部補は全日本社会人レスリング選手権グレコローマンスタイル130キロ級で3連覇していた。慰霊祭で宇太郎さんは、山口警部補が「上司たちのおかげで、仕事をしながらレスリングを続けていける環境作りをしてもらったんだから、絶対に結果を出して職場に恩返しがしたい」と日頃から感謝の言葉を口にしながらレスリングに打ち込んでいた姿を紹介した。

続きは↓
息子の死から8カ月、「心の整理がつかない」父の思い　殉職者慰霊祭 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASTBK4WWCTBKUTIL02ZM