滋賀県愛荘町では9月以降、カフェや物産館、寺など13か所に手作りの書棚が置かれ、「食」「旅行」「美術」など分野を設定して本が並べられている。幼児向けの絵本を置くカレー店では母親が子どもに読み聞かせをすることもある。
町立図書館の三浦寛二館長(50)は、「身近なところで本に触れて興味をもってもらい、図書館や書店を訪れてほしい」と語る。
北海道釧路市教育委員会は11月、気に入った本を取り上げ、聴衆が最も読みたい本を選ぶ中学生対象の大会を開き、紹介された本を書店で並べる予定だ。
文部科学省
愛荘町や釧路市教委など9団体は今年度、文科省の指定を受け、読書を通じたまちづくりを推進。各団体は、地域の図書館や書店、商店街、絵本の普及・啓発に努める絵本専門士らと協議会を設置し、連携して読書環境の改善に取り組んでいる。文科省は2026年度予算の概算要求に8000万円を計上し、現在の倍以上にあたる20団体の読書推進活動を支援する考えだ。
活字離れは深刻だ。文化庁の23年度調査では、16歳以上で1か月に1冊も本を読まない人の割合は63%で、18年度から15ポイント増えた。
専修大の野口武悟教授(図書館情報学)は、「地域全体で読書活動を推進するためには、書店や図書館などがどのようなサービスを提供しているのか互いに学び、持ち味を生かして相乗効果につなげることが重要だ」と話している。
読売新聞 2025/10/18 14:00
https://www.yomiuri.co.jp/national/20251018-OYT1T50082/
引用元: ・地域で「読書活動」推進、文科省が支援拡充…カフェや寺に手作り書棚・読み聞かせができるカレー店も [蚤の市★]
2014.03.01
https://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140301/dms1403011747006-n1.htm
図書館の書籍返却ボックスにカレーライスを投げ入れたとして、警視庁荒川署は、器物損壊の現行犯で、東京都北区志茂、アルバイト、兼行龍巳容疑者(61)を逮捕した。容疑を認め、「ごみ箱だと思った」と供述している。
同館では1月31日から同様の被害が数件発生し50冊以上の書籍が廃棄処分されていた。警戒中の捜査員がカレーを投げ込んだところを取り押さえた。都内の図書館では「アンネの日記」や関連書籍が破られる事件が相次いでいるが、同署は関連性は低いとみている。
逮捕容疑は2月28日午後10時35分ごろ、荒川区東日暮里の区立日暮里図書館出入り口に設置された書籍の返却ボックスにカレーライスを投げ込み、書籍6冊(約7700円相当)を破損させたとしている。
倍速動画のほうが情報量多いしタイパもいいだろう