ドジャース編成本部長「なかなか攻略は難しい」大谷翔平の地区S打撃不振は相手投手陣のレベルの高さと分析
ドジャースのアンドルー・フリードマン編成本部長が13日(日本時間14日)、敵地でのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦の試合前会見に出席。大谷翔平投手(31)について言及した。
大谷はフィリーズとの地区シリーズは4試合でわずか1安打に終わり、打率・056に低迷。
NLCSでは第3戦以降に登板予定で、敵地での第1、2戦は打撃に集中できるメリットがあるのではとメディアから質問が飛んだ。
同編成本部長は「フィリーズ戦で相手が投げてきたボールの質は本当に素晴らしかったと思う。でもそれ以上に、彼らの“投球の精度”が、考えうる限り最高レベルだった。だから、その両方の要素が重なった結果だと思う」とフ軍が大谷相手に左腕を多くぶつけ、その球の質も制球も良かったことも重なり、打撃に苦しんだと分析した。
続けて「つまり、すごく良いボールを持っている投手が『Aプラス級の精度』で投げてきたら、打者は打てない。打撃というのは、結局のところ『ミスを打つ競技』なんだ。そして今回は、彼らが(大谷に対して)ほとんどミスをしなかった」と相手投手の失投も少なかったことが要因していると語った。
だからこそ「スイングの選択など、改善できる点がいくつかあるのは確かだけど、仮に少し修正したとしても、あのレベルの精度ではなかなか攻略は難しい。正直、これまで見た中で最も印象的な投手陣の実行力だったと思う」と素直にフィリーズの投手陣のレベルの高さを称賛した。
引用元: ・【MLB】ドジャース編成本部長、大谷翔平の打撃不振は相手投手陣のレベルの高さと分析 「なかなか攻略は難しい」 [冬月記者★]