2025/10/13 13:30
#あれから
押田健太
テレビ画面の向こうで、母・佐知子さん(88)=当時70歳=と兄がカメラのフラッシュを浴びている。
とその時、報道陣の質問に窮した兄にこう答えるよう、母がうつむきがちにささやいた。「『頭が真っ白になった』と……」
牛肉の産地偽装などの不祥事を起こした大阪の高級料亭「船場吉兆」。2007年12月、取締役を務めていた母と兄が謝罪の記者会見を開いたとき、 湯木ゆき 尚二さん(56)=当時38歳=は取材攻勢から逃れてビジネスホテルに身を潜めていた。次男である自分も取締役。「うまく事が運んでくれないか」と祈った。
甘かった。母のささやきはマイクに拾われて、「ささやき 女将おかみ 」のあだ名をつけられた。
店は廃業に追い込まれ、すべてを失った。18年を経て、今こう思う。「人間、失敗しても何度でもやり直せる」(社会部 押田健太)
引用元: ・「ささやき」の末に名店廃業、「船場吉兆」次男の十字架…「もてなしの心」継ごうと6坪の再出発
マスコミも取材してくれて
繁盛すると見た!!!
本物かどうか見破るのは本当に難しいってことだろう。