ネット・ゲーム利用の低年齢化が進む中、睡眠不足や不登校などにつながる依存症や、交流サイト(SNS)上の誹謗(ひぼう)中傷などについて講演や討論があり、問題解決には家族だけでなく第三者のサポートの必要性が指摘された。
福井大学医学部などでつくる実行委員会が子どもたちの医療・教育・福祉・芸術をテーマに開いている「Another Morning Festival」の一環。
研究者や医療、教育関係者による講演、「ふくいの青少年のインターネット利用について」と題したパネル討論があった。
パネル討論で、国立病院機構久里浜医療センター(神奈川県)名誉院長の樋口進さんは
「ゲーム依存の患者の6割は、ADHD(注意欠陥多動性障害)やASD(自閉スペクトラム症)の傾向がある」とし、集中しすぎる特性などが要因となる可能性を説明した。
児童がネット・ゲーム依存で不登校となり、家族が使用を制限したところ、暴言や暴力といった問題行動を起こしたケースもあり、県スクールカウンセラーで公認心理師の河野奈津さんは
「家族だけでなく(医療機関の)受診など第三者のサポートで(状況が)好転するのでは」と話した。
福井新聞
2025年10月13日 午後4時30分
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2430962
引用元: ・ゲーム依存患者の6割はADHDやASD傾向…集中しすぎる特性など要因か [おっさん友の会★]