◆「戦争の反省なんかしない」落日の進次郎氏を尻目に、″働いて働いて働きまくる″と意気軒昂な高市総裁。「馬車馬のように働いていただく。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てる」というモーレツ発言が物議を醸したが、これまでも独特な感性による物言いが、たびたび批判の的となってきた。
「選挙期間中も『奈良の鹿を蹴り上げる外国人観光客がいる』と発言し、根拠を問われて答えに窮していました。神戸大学経営学部を卒業しており、キャスター出身で弁は立つ。
その一方で’93年の衆議院初当選の前年、初の自伝的エッセー内で〈(若い頃は)地中海で、海の見えるホテルの部屋で、飲みィのやりィのやりまくりだった〉と赤裸々に書いて話題になったように、世間の常識にとらわれない破天荒な人生を送ってきた。歯に衣着せぬ物言いといえば聞こえはいいですが、舌禍事件を起こしやしないかと周囲は気が気じゃありません」(自民党中堅議員)
経済安全保障担当大臣だった’23年には、放送法を巡る答弁で、野党の追及に資料を机に投げつけるような仕草をしながら「(私の答弁が)信用できないなら、もう質問しないでほしい」と回答を拒否し、党内からも痛烈な批判を浴びた。
「衆院外務委員会で『私自身は(戦争の)当事者とは言えない世代だから、反省なんかしていない』と発言したり、自身のHPのコラムに『戦争責任を安易に認めることこそ無責任だ』といった趣旨の投稿を行うなど、党内でも筋金入りの右派。今後の外交では、その主義主張が足を引っ張らないといいのですが……」(同前)
◆公明党の離脱で高まる危機
他党連携でも課題は山積みだ。ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「高市氏自身に野党との太いパイプはなく、麻生氏が国民民主と接触しているが、先行きは不透明。それよりも大きいのは公明党の離脱です。学会票がなければ落選すると見られる議員は若手を中心に50人ほどいて、今後は彼らからの突き上げもある。しばらくはご祝儀相場で反発も少ないだろうが、麻生派に見られるように派閥体制が復活したいま、仲間の少ない高市氏がウリの保守色を出せなくなれば、世論の支持は下がっていくだろう」
独自色を抑えて長老におもねり、他党の顔色をうかがいながらなんとか政権を維持していく……。何だか1年前にも見たことがあるような不毛な政争が、再び繰り返されるという懸念があるのだ。
あるベテラン代議士は、1年足らずで終わった石破政権の二の舞となり、「短命政権」となる可能性について語る。
「石破と高市はよく似ている。党内に仲間がいなく、政治的な駆け引きが苦手。独自色を出そうにも長老の顔色をうかがう必要があり、丸くなれば国民から批判される。結局、議員も国民も離れていく。潰れるまでに、時間はかからんだろう」
新総裁には先を見据えた絶妙な舵取りが求められている。https://news.yahoo.co.jp/articles/b40ab417814fe272e765e01f7b525b81844a93f9
引用元: ・【なぜ反省しないのか!】高市氏「侵略戦争の反省せず」右派貫き公明党離脱、短命政権の可能性濃厚へ [299336179]
よっぽど高市政権にさせたくないんだな。
ま、結局アメリカの植民地になってしまったけど