AI新興のオルツ元社長ら逮捕 111億円粉飾決算疑い
東京地検特捜部は9日、架空の売り上げを計上し粉飾決算したとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、東証グロースに上場していた「オルツ」の元社長米倉千貴ことカン・キィ容疑者(48)や最高財務責任者(CFO)だった日置友輔容疑者(34)ら4人を逮捕し、東京都港区の本社を家宅捜索した。
同社は人工知能(AI)のスタートアップ(新興企業)。特捜部は2024年12月期までの3年間の通期で売り上げの8割超に当たる計約111億円を水増ししたと判断した。
同社の第三者委員会の調査報告書によると、主力商品の議事録作成サービス「AI GIJIROKU」の販売を巡り、同社は広告会社に広告宣伝費などの名目でいったん支出。その後、広告会社を通じて「スーパーパートナー」と呼ばれる販売事業者から売上代金として回収する「循環取引」をしていたという。
オルツは14年設立。24年10月に東証グロースに上場した。

引用元: ・架空売上で111億円を粉飾決算した「オルツ」元社長の米倉千貴ことカン・チョンキィを逮捕 売上9割虚偽 [478973293]
AI新興オルツ元社長逮捕 売上の9割うそ 上場半年で発覚、異例のスピード捜査
https://news.yahoo.co.jp/articles/f89a0731b7586d81a9c3adb6f3f84afbe69bdf5f
オルツの不正はなぜ起きた? 報告書・元社長の経歴を分析 「AI新興企業は“捕まっていない詐欺師”」と言わせないために
