8日、外交消息筋によると、トランプ大統領は10月26~27日にマレーシア・クアラルンプールで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席した後、27~29日に日本を訪問し、新たに選出された首相と首脳会談を行う予定だ。その後、29日午前に金海(キムヘ)空港を通じて入国し、慶州に移動して李在明(イ・ジェミョン)大統領と韓米首脳会談を行う見通しだ。続いて翌日、習近平中国国家主席との米中首脳会談を終え、午後ごろ出国する日程が有力だ。
これに先立ち、中国はトランプ大統領の北京訪問を推進していたが、米中葛藤が深まる中で外交的接点を模索した結果が「慶州会談」という分析が出ている。しかし、現在検討されているトランプ大統領の日程は、APEC首脳会議の本行事(今月31日~11月1日)よりも前に終了してしまう。したがって、トランプ大統領の訪韓がAPEC出席ではなく、習主席との会談のためだけの「ワンポイント日程」にとどまる可能性があるとの懸念が出ている。
梨花女子大学北朝鮮学科の朴元坤(パク・ウォンゴン)教授は、「トランプ大統領の今回の訪韓日程が無泊、もしくは1泊2日で確定するなら、一般的とは言い難い」とし「米国大統領が韓日を続けて訪問する場合、通常は日程のバランスを考慮するが、日本では2泊3日滞在する一方で、韓国ではAPECが開かれるにもかかわらず出席しないとなれば、同盟関係の均衡が揺らいだと見ることもできる」と述べた。
トランプ大統領は、自由貿易の促進というAPEC本来の趣旨よりも、米中貿易摩擦を調整するための交渉の機会程度として認識しているという分析も出ている。専門家の間では、米国側がAPEC訪韓日程を予想より短く取ったのは、膠着状態にある韓米関税交渉に圧力を加える意図があるとの見る向きもある。特に今年のAPECは、戒厳令・弾劾局面以後、韓国が初めて主催する多国間首脳会議だ。韓国政府は「国際社会への復帰」を宣言する象徴的な外交舞台として意義を置き、経済協力などのグローバル議題を主導するという目標を掲げていた。しかし、トランプ大統領の行事不参加は、そうした構想に冷や水を浴びせる格好になりかねない。
当初、韓国政府は習主席についても2014年以来11年ぶりの国賓訪韓を推進していたが、この構想も現在は不透明な雰囲気になっている。外交消息筋は「国賓訪韓であれば、すでに日程が確定していなければならないのが事実だ」としながらも、「ただし、必ずしもソウルでのみ国賓日程を行わなければならないわけではなく、米中首脳会談の日程も依然として流動的であるため、最後まで状況を見守る必要がある」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b72a43a8662c01d1172a3cc0f5991935e6ae07
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