党内では「党の分断が避けられればそれでいい。小泉氏は大きな失敗をしなければそれでいい」との声もある。小泉氏自身も「私の強みはチームをつくる力」と強調した。永田町では「成長している」との評価もある。農政関連の質問では資料に目を落とさず、質問者の目を見て堂々と話した。資料自体も昨年は大量の付箋が貼られた物々しいものだったが、今回はスリムにまとめられた。
陣営の手厚い準備で出馬会見は乗り切った小泉氏だが、討論会では他の候補から論戦を仕掛けられることは必至。最年少総裁の座に就けるか、本当の勝負はこれからだ。