静岡地裁は2024年9月26日、再審公判で袴田さんに無罪判決を言い渡した。犯行時の着衣とされた「5点の衣類」は袴田さんのものではなく捏造(ねつぞう)されたと認定し、「捜査機関が捏造に及ぶことは現実に想定しうる」とした。
検察側は再審公判でも袴田さんに死刑を求刑したが、談話は「犯人であることの立証は可能であり、有罪立証を行うこととした」と説明。判決が捜査機関による証拠の捏造を指摘したことには「強い不満」を表明し、「到底承服できないものであり、控訴して上級審の判断を仰ぐべき内容」と批判した。
一方で、再審開始までに長期間を要し、袴田さんの法的地位が不安定な状況に置かれたことを考慮し、最終的に控訴しない結論に至ったとした。その上で「刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております」と結んだ。
袴田さん側は訴状で「談話は再審開始決定や再審無罪判決を論難しつつ、その大部分で繰り返し『犯人は袴田である』と述べた」と指摘。無罪を言い渡された袴田さんを犯人呼ばわりすることは名誉毀損(きそん)にあたると主張した。
また、検察側が控訴断念に挙げた理由は「『お情けで控訴しない』というものとしか理解することができない」とした。最高検のホームページに謝罪広告を1年間掲載することも求め、「袴田さんの名誉を回復する措置が必要」としている。【藤渕志保】
毎日新聞 2025/9/11 13:05(最終更新 9/11 13:05)
https://mainichi.jp/articles/20250910/k00/00m/040/095000c
引用元: ・「検事総長談話で名誉毀損」 再審無罪の袴田巌さん側が国家賠償提訴 [蚤の市★]
これまで検察が起こしてきた国辱級の事件を考えても、品性が下劣な人間が出世する内部構造があるとしか思えない
最近は不逞害人を不起訴にするのがトレンドw
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