解散か辞任か、揺れた石破首相◆続投断念の舞台裏を探る【解説委員室から】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=20250910kaisetsuiin184
引用元: ・石破「総裁選をやることになったら解散だ」 首相補佐官「大義名分は?」 石破「大義は『政界再編』だ」 [478973293]
解散の大義は「政界再編」
長島昭久首相補佐官は石破首相と同様、安全保障問題の専門家の一人だ。ただ、今回の局面では、党所属国会議員らの意思を確認して臨時総裁選を実施するという事態になれば、党の分裂を招くと危惧し、石破首相には総裁選を実施するか否かが決まる9月8日より前の自発的な辞任表明を求めていた。
長島氏は3日、首相に対し決断を求めた。
長島氏「このまま総裁選になったら党は分裂です。(議員らの意思確認で決める)総裁選はいけません」
首相「総裁選をやることになったら、解散だ」
長島氏「(解散の)大義名分は何ですか」
首相「大義は政界再編だ」
石破首相が解散の可能性を探っていたのは確かなようだ。首相の語る政界再編とはどのようなものか、具体的には定かではない。おそらく、党派の壁を超えた保守中道勢力の結集とみられる。
(略)
長島氏は9月3日、首相の言葉を聞いて仰天した。首相は解散に「本気モード」だった。長島氏が「経済対策がまとまったあとや補正予算が上がった時など、区切りを付けて辞任を決断してください」などとショートメールで頼んだこともあったが、首相からは「(周囲の)みんなは主戦論だからなあ」と電話で返された。
長島氏は、自民党副総裁の菅義偉元首相に連絡し、「大変です。首相は本気で解散を考えています」と伝えた。
菅氏は「いやあ…」と言って、絶句したという。
(以下略)
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