フジ経営体制刷新でCM出稿4割まで回復、一部金融機関も再開へ 10月以降は8割程度に
フジテレビは8日、10月改編(新番組や放送枠などの変更)の記者会見で、4~8月期のCM出稿社数が前年同期比で約4割にまで回復したことを明らかにした。
関係者によると、10月以降は8割程度にまで回復するという。
元タレントの中居正広氏を巡るトラブルを受け出稿を中止する企業が相次いだが、経営体制の刷新などを受け、再開する動きが広がっている。
■7月以降に再開目立つ
フジテレビによると、4~8月期の広告出稿社数は約300社。8月単月では約50%にまで回復しているという。
一連の問題が浮上した1~3月は14%の101社まで落ち込み、4~6月も28%の170社にとどまったと説明していた。
フジテレビの親会社フジ・メディア・ホールディングス(FMH)が、6月25日に開いた株主総会で経営陣を刷新するなど新体制に移行。
コンプライアンス(法令順守)体制の強化など再生に向けた取り組みが本格化した7月以降、CM再開の動きが目立ち始めた。
金融機関では大和証券グループ本社が新番組が始まる10月の再開を決め、三井住友フィナンシャルグループも10月以降の再開を検討する。ソフトバンクや花王も10月から再開を予定する。
自動車メーカーでは、トヨタ自動車が夜のニュース番組で、番組内のモータースポーツを特集するコーナーでのみCMを放映。
飲料・食品メーカーでは、サントリーホールディングス(HD)やロッテが7月、明治は8月にそれぞれ再開した。
■なお慎重な企業も
CMの再開は、「(フジの)改革・再生に向けた取り組みが進んでいる」(大和証券グループ本社)などと、視聴者や消費者の信頼回復がある程度進んだと、企業側が判断しているためだ。
ただ、CM再開に慎重な姿勢を崩さない企業もある。CMを差し止めたままのキリンHDは「一連の改革が進捗していると認識している」とするものの、再開には至っていない。キッコーマンやJR東日本、日本生命保険も同様だ。
経団連の筒井義信会長は8日の記者会見で、日生の特別顧問として「広告出稿の判断ができるかどうかを引き続き検討中だ」と述べた。
フジの経営再建にはCMの再開が欠かせず、信頼回復に向けた不断の取り組みが求められる。
引用元: ・【フジテレビ】CM出稿が4割まで回復 トヨタ、サントリー、ロッテなど再開… 10月以降も大和証券、花王などが再開し8割程度まで回復へ [冬月記者★]
それは
日本生命がCMを再開した場合だな。
無いのにまたズブズブ狙いで広告出したんじゃねーの?
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