元木大介さん『CS』についてズバッと意見…阪神と巨人が17ゲーム差「平等じゃない」「ルール変更も必要なんじゃないかな」
元巨人ヘッドコーチの元木大介さんが、9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)制度について、意見を述べた。
収録は阪神のリーグ優勝決定前だったが、優勝決定後の9日時点で2位・巨人と17ゲーム差。
巨人も勝率5割を切るなど2位以下とは大差がついている。
元木さんは「選手は長いシーズンで優勝することが一番うれしいこと」とリーグ優勝の価値を強調した上で、
「2位から6位までが借金、タイガースだけが貯金という中でクライマックスでタイガースが負けたら平等じゃないなというのはあるね」と率直に語った。
さらに「ルール変更も必要なんじゃないかな」として「2位がジャイアンツだったら、ファーストステージが東京ドームで行われる。ジャイアンツにとって収益はあると思うけど、昔はなかったわけだから、ゲーム差が離れすぎていたら、クライマックスもなしにしなきゃいけないんじゃないかなという部分もある。5割切っちゃうとCS出られませんよ、自動的にタイガースが行きますよというのもあり」と大差がついた場合はCSを行わず、リーグ優勝チームがそのまま日本シリーズの出場権を得る案を披露。
「例えばタイガースが短期決戦で負けちゃって、ルールだからしょうがないよと言われたらそこまでだけど」としつつ
「でも、かわいそうだなと思う。タイガースがこれだけ頑張って、藤川監督も1年目でこれだけの成績を残しているのに出られないというのは」と問題視した。
一方で仮に大差がついてCSがなくなるとなった場合、「今度、パ・リーグが3チームとも貯金があって、クライマックスやっている間、タイガースはすごく時間が空いちゃう。それも大変」と日本シリーズへの調整が難しくなる点も指摘。
「意見は参考にしているとは思うけど、そう簡単に変えることも難しいんじゃないかな」とした。
CSは両リーグの2位と3位が対戦するファーストステージ(3試合制)を勝ち抜いたチームが、ファイナルステージ(6試合制)でリーグ優勝チームと日本シリーズへの出場権を懸けて対戦する。
リーグ優勝チームには1勝のアドバンテージが与えられる。下位チームの消化試合を減らすメリットがある一方で、2、3位のCS進出争いでエース級の投手をライバルチームにぶつけることで1位チームの独走を助長することにつながる可能性も指摘されている。
引用元: ・【野球】元木大介、『CS制度』に意見… 阪神と巨人が17ゲーム差「平等じゃない」「ルール変更も必要なんじゃないかな」 [冬月記者★]
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