9/6(土) 18:00
「離したくはない」などのヒットで知られ、13日からラストツアーを展開するロックバンド、T-BOLANのベース、上野博文(60)が肺がんを患っていることを6日、公表した。
所属事務所によると、7月初旬に体調不良を訴え、病院で精密検査を受けたところ、肺がんが発見され、数カ所に転移が見られるステージ4と診断された。すぐに転移部分への放射線治療などを受け、現在は投薬治療で容体は安定しているという。
47都道府県をまわるラストツアーに懸ける上野の思いは強く、所属事務所は「がんとうまく付き合いながら、ステージに立つこと、そして全曲演奏することを目標にしている」と明かす。
10年前にもくも膜下出血で倒れ、重度の障害が残る可能性があったにもかかわらず「ライブをやりたい!」という強い意志とリハビリ、ファンの声援で「奇跡の男」として復活した実績があり、今回も不屈の精神で病と闘っているという。
ステージでは、どういう形での出演になるのかを本人と主治医、メンバー、スタッフらで話し合いながら検討していく。
上野は「現在は治療を受けながらも、食欲があって元気に過ごしています」と報告し、「これからも前を向きながら、ラストツアーのステージに立つことを目標に一日一日を大切に過ごしています」と宣言。
「10年前、奇跡的にまたステージに戻ってこられたように、今回も必ず乗り越えて、皆さんと音楽でつながれる日々を、大切にしていきたいと思っています」と誓い、「皆さんの応援や想いが僕の心を支えてくれる大きな力です。頑張ります!」と力強く約束した。
T-BOLANは昨年のツアーでボーカル、森友嵐士(59)が体調に不安を抱えながらライブを続け、主治医の協力もあってなんとか完走。
今後も長期にわたるライブ活動を継続していくことは難しいと判断し、ラストツアーを決断。残された時間で全47都道府県をまわって全国のファンに会いに行くことを7月に発表していた。
引用元: ・T-BOLAN、ベース上野博文がステージ4の肺がん公表 13日からラストツアー「がんとうまく付き合いながらステージに立つ」 [muffin★]
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