第1セットを先取し、決勝進出に王手をかけた。第2セットは地元のアニシモワが反撃するが、ともにタイブレークで一進一退の攻防を演じる。冷静に試合を運んできた大坂だったが、最終3セット目に左ふくらはぎを気にする素振りが見られると、徐々に足が止まる。そのあとなんとか巻き返すが、最後は相手の勢いに押し切られ力尽きた。
18、20年に次ぐ3度目の頂点を狙ったが、あと一歩届かなかった。呆然と立ち尽くす大坂だったが、試合後にはアニシモバと健闘を労うハグを交わす。最後まで熱戦を見守ったファンに向け、笑顔で手を振りながら会場を後にした。
テニス専門メディア『The Tennis Letter』は激闘直後の大坂の記者会見を一部公開。出産後では初の四大大会で4強入りを果たした結果について、「素晴らしい考え方だ」と絶賛している。
「正直、悲しいとは思っていないわ。全力を尽くしたと思えるからです。むしろ私にとって、この結果は励みになっています。もっと練習して、もっと強くなりたいという気持ちになるわ。また全力を尽くして挑戦し、どうなるか見てみたい。自分自身に怒ったり、落ち込んだりすることはないわ」
大舞台に母親となってカムバックしてきた大坂。2020年以来の戴冠とはならなかったが、完全復活を印象付けた。
構成●THE DIGEST編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/730b4840cb82dca59d015e69f1ad1f512079f181
引用元: ・【テニス】「悲しいとは思ってない」敗戦直後、大坂なおみの“姿勢”に海外称賛「もっと練習して強くなりたい」 全米OP [ニーニーφ★]
A マッソ
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