自民・森山幹事長、幹事長代行や代理に「降格」奇策説 参院選大敗で辞任示唆も実権維持か
参院選での自民党大敗を受け、石破茂首相(党総裁)と同様に森山裕幹事長の去就に注目が集まっている。森山氏は引責辞任を示唆したが、少数与党の国会運営を乗り切るためには代えがきかず、首相と一蓮托生の関係にもあるとみられているためだ。党内では、森山氏が幹事長代行や幹事長代理に降格して責任を取った形とし、実質的に幹事長業務を担うという奇策もささやかれている。
野党にパイプ
党内では首相の退陣や総裁選前倒しを求める意見が広がっているが、報道各社の世論調査では続投支持と退陣論が拮抗しており、首相は続投意欲を強めている。
首相が政権を維持するためには森山氏の存在は不可欠とされる。首相は長年「党内野党」といわれ、党内基盤が弱い。一方の森山氏は国対委員長を歴代最長の4年務め、党内の調整に手腕を発揮し、野党や各府省にパイプがある。衆参で少数与党の現状では野党の協力を得るなどの多数派工作が求められるだけに「森山氏が中枢から去れば政権はもたない」(ベテラン)といわれている。
森山氏は、7月28日の党両院議員懇談会で、8月中をめどに参院選総括報告書を取りまとめる考えを示し「まとまった段階で幹事長としての自らの責任は明らかにしたい」と語り、引責辞任を示唆した。
首相慰留か「陰の幹事長」か
こうしたなか、閣僚経験者は「森山氏は責任を取りたいだろうが、続投に固執している首相は慰留するだろう。折衷案として、森山氏を幹事長から幹事長代行や幹事長代理に降格させれば、実質的に『陰の幹事長』として君臨できる」と話す。その場合の後任幹事長は、小泉進次郎農林水産相だと予想した。
「小泉幹事長」に関しては、自民の青山繁晴参院議員がユーチューブで「傷だらけになっても逆手にとって地位を守ろうとする。そこに話題の人が来れば、話題になる。石破総理にとってもメリット十分だ」と述べ、延命策として警戒していた。
https://www.sankei.com/article/20250821-WTEUOOSO5BCCFFAG6XREN5L2FA/
引用元: ・自民・森山幹事長、幹事長代行や代理に「降格」奇策説 見かけだけ責任を取り、実質的に幹事長業務継続 [135853815]
このままでは玉木総理大臣の爆誕だな
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