
【ソウル=藤原聖大】韓国の 李在明イジェミョン 大統領(60)は読売新聞の単独インタビューで、日本人の印象について「明るくつつましく、勤勉だ」と述べた。
李氏は過去、日本に対して厳しい発言を繰り返したことで知られる。実際、「日本に対して良い印象を持っていない時期もあった」と振り返った上で、弁護士時代に訪日した際、人々の明るい表情や謙虚な態度、つつましく勤勉な姿勢、風光 明媚めいび な景色に触れたことで「考え方が全く変わり、イメージが全く逆に変わった」と明かした。
日本にはこれまで数回旅行し、神奈川・箱根などを巡ったことがあるが、東京都心を訪問するのは今回が初めてになるという。
また、李氏は徳川家康に関する書籍を数年かけて読み切ったことが強く印象に残っていると語った。戦国時代の混乱から長い平和が訪れるストーリーに触れ、「日本についての理解が進んだ」とし、「徳川家康の辛抱強さを尊重するようになった。政治の世界で教訓として活用できることが多い」とも指摘した。
李氏は「相手を尊重し、共同体に貢献しようとする日本文化から学ぶべきことは多い」と強調。「文化的な交流が活発になり互いに理解し合えば、有用な結果をもたらすことができる」との見方を示し、文化交流の拡大を通じた日韓関係の深化にも期待感を表明した。
読売新聞 2025/08/21 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250820-OYT1T50243/
引用元: ・【読売新聞】李大統領、徳川家康の書籍を読み「家康の辛抱強さを尊重」…「明るくつつましく勤勉」な日本人に好印象 [8/21] [ばーど★]
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