2025年8月19日 18時00分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250819/k10014897461000.html
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7月下旬の記録的な高温について、研究者などで作る組織は、人間活動による地球温暖化の影響がなければ、ほぼ起こりえなかったとする分析結果をまとめました。
7月は全国の平均気温が統計を取り始めてから最も高くなりましたが、下旬は記録的な高温が相次ぎ、24日には北海道北見市で39度ちょうどを観測したほか、30日には兵庫県丹波市で41.2度を観測しました。
気象学の専門家などで作る「極端気象アトリビューションセンター」は、7月22日から30日を対象に地球温暖化が進んだ、現在の気候条件と温暖化が進んでいないと仮定した状況で、上空1500メートルの日本付近の気温がどうなるか分析しました。
その結果、現在の気候条件では、今回のような高温の発生確率がおよそ3.2%と、31年に1度程度の確率で起こりうるものだったのに対し、温暖化が進んでいない場合、発生確率はわずか0.0087%で、1万1472年に1度程度となりました。
このため「地球温暖化の影響がなければ、この高温はほぼ起こりえなかった」と結論づけました。
また、北日本の高温についても先月18日から26日を対象に同様に分析したところ、現在の気候条件では発生確率が28年に1度程度なのに対し、温暖化が進んでいないと仮定した場合は955年に1度程度で、地球温暖化によって高温のリスクがおよそ34倍になったとしています。
こうした「イベント・アトリビューション」という手法は個々の気象現象について地球温暖化の影響を数値で示すことができることから世界的に注目されています。
引用元: ・21世紀も1/4経ったが今世紀中に人類持ちそうにない。温暖化で住める土地の奪い合い戦争、AI [866556825]
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