到底納得できない。尹氏は元検察総長として、また前大統領として、そして一国の市民として、謙虚に誠実に調査を受けるべきではなかったか。特検チームの態度も見苦しかった。国家の首長として致命的な過ちを犯して収監されているとはいえ、わずか3年余り前に私たち自身の手で選んだ大統領だ。それをわざわざ見苦しい形で逮捕して調べる必要があったのかと問いたい。調査を受けるよう粘り強く説得しても応じなければ、直ちに起訴すれば済むことではないか。法理を離れて、その程度の配慮も、寛容もないのであれば、この社会はなんと乾いたものだろうか。
それだけではない。特検チームは個人のプライバシーなど顧みず、当時の状況を詳細にメディアへブリーフィングした。これを知った海外メディアは嘲弄するかのように「前大統領、下着姿で寝転んで審問拒否」と見出しを打ち、韓国は経済と文化の面で急速に成長したにもかかわらず民主主義はまだ遠いとする論評まで載せた。私はこの出来事があった2025年8月1日を「国恥の日」としたい。
今から115年前の1910年8月29日、国権を奪われる屈辱が国力の不在から来たとすれば、今日の恥辱は国家の品格があまりにも低い結果だ。私たち自身が内外に恥をさらしたことなので一層苦々しい。
どうして私たちの国格(国の品格)はここまでみすぼらしくなってしまったのか。食べる物にも事欠いた時代でさえ、私たちは三綱五倫(人間関係の基本的な道徳規範で、家族や社会の秩序を保つための考え方)と共同体精神という最低限の倫理意識で耐え抜き、今日の大きな経済を成し遂げた。しかし成長のアクセルを踏む過程で、貧富・地域・企業規模などのさまざまな不均衡と不信が積み重なり、政治圏では与野党が政争ばかりにかまけて消耗的な対立を繰り返した。一般国民までもが左右のイデオロギー闘争に明け暮れている。このような状況では、国格の回復ははるか遠い。常識と品格の回復は、政治圏の深い自省、同伴成長哲学の普及、そして市民社会全般の自発的な実践が並行して行われる時にはじめて可能となるだろう。
続きはソースで
鄭雲燦(・ウンチャン)/同伴成長研究所理事長・前ソウル大学総長
https://news.yahoo.co.jp/articles/870e3164835facbc5039370288af2586ba254e5f
引用元: ・【中央日報コラム】地に落ちた韓国の国格を立て直そう 8月1日は「国恥の日」[8/20] [昆虫図鑑★]
地に堕ちたとか言うレベルじゃね~だろうwww
勘違いするなよw
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