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【NHK】まるで小説「やさしい猫」の訴訟が26日控訴審判決…夫妻は幸せな結末を待つ【小説家・中島京子さん手記】

【NHK】まるで小説「やさしい猫」の訴訟が26日控訴審判決…夫妻は幸せな結末を待つ【小説家・中島京子さん手記】

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1: 少考さん ★ 2025/08/19(火) 06:56:20.73 ID:NdeixstC9
東京新聞
https://www.tokyo-np.co.jp/article/429031

2025年8月19日 06時00分 有料会員限定記事

在留資格のないスリランカ人の夫と日本人の妻。

中島京子さんの小説「やさしい猫」の主人公と酷似した境遇の夫婦が、国に対して夫の在留資格などを求めた訴訟の控訴審の判決公判が26日、東京高裁で開かれる。
小説では夫婦の願いは裁判所に届いた。現実世界では、どのような結末が待っているのだろうか。(池尾伸一)

◆身の危険を感じて

原告は、スリランカから日本に逃れてきているナヴィーンさん(44)と妻のなおみさん(53)。
ナヴィーンさんは母国である政党の運動員をしていたところ、ライバル政党の関係者から暴行されたうえ、殺害予告も受けた。
身の危険を感じて2004年に来日。しかし、通っていた日本語学校が事実上破たんしたことから「留学」の在留資格が更新できなくなった。
さらに、難民申請も不認定とされ、2013年に強制退去を命じられた。
以前から交際していたなおみさんと2016年に結婚したが、日本人と結婚したことによる特別在留許可も得られないままだった。
夫婦は出入国在留管理庁(入管庁)を相手に、難民認定と特別在留許可を求めて提訴した。

◆一審判決は

小説「やさしい猫」では、主人公夫婦の願いが裁判所に届き、幸せに暮らす権利が認められた。
しかし、現実世界の一審の東京地裁は2024年12月に、夫婦の訴えを退け、難民申請も日本人と結婚したことによる在留特別許可も認めない入管庁の決定を支持した。
品田幸男裁判長が示した理由は以下のようなものだった。

「スリランカ政府が迫害したわけではない」
「(なおみさんとの)婚姻関係は(ナヴィーンさんの)不法残留という違法状態の上に築かれたものだった」
これに対し、夫婦側は、スリランカ政府が迫害を制止する見込みがないことや、国際人権条約が保障する「家族が一緒に住む権利」などからも、難民認定と特別在留許可を求めている。

◆「ゼロプラン」に危機感を募らせ
夫婦たちの不安の背景には、入管庁が2025年5月に掲げた「不法滞在者ゼロプラン」もある。
入管庁は強制送還を強化しており、夫婦が控訴審でも敗訴すれば、ナヴィーンさんが強制送還され家族が分断される懸念が高まっている。
夫婦が暮らす埼玉県の支援団体「外国人とともに未来を・埼玉の会」は(中略)

◆中島京子さんのメッセージ全文 (原文のまま)

小説家の中島京子と申します。
わたしは、2020年から2021年にかけて、『読売新聞』誌上で『やさしい猫』という連載小説を執筆しました。こちらは、2021年の夏に書籍化され、その後、NHK でドラマになったり、民藝の舞台になったりしました。
主人公は、シングルマザーで、子どもを育てながら働いています。スリランカからやってきた青年と恋に落ち、結婚しますが、オーバーステイが問題になってスリランカ青年が入管に収容されてしまう、家族は在留資格のために裁判を起こす、という物語です。

この小説を書いたときは、なおみさんとナビーンさんのことは知りませんでした。
ストーリーは、わたしが当時取材したことをもとに構成し、キャラクターもオリジナルなもので、モデルはありません。ですから、本が出た後で、なおみさんにお会いしたときは本当にびっくりしました。もちろん、小説の設定と、ご夫婦の立場が、 あまりによく似ていたからです。
とくに、似ていたのは、結婚まで時間がかかったことでしょうか。
なおみさんは、シングルマザーとして子育てをされていて、子どもが大きくなるまでは結婚を考えずにいらしたと聞きました。小説の中の、みゆきさんという人物も同じで、子どもが小さいから、法的な結婚はすぐには考えなかったという設定になっています。もっと早く結婚しておけば、あるいは、早く結婚してすぐに子どもができていれば、在留資格が取れていたかもしれないという悔いを、小説の登場人物も抱えるわけですが、実子のいる夫婦になら在留特別許可を出せるかもしれない、という入管の考え方は、差別以外のなにものでもないと思います。

小説のストーリーと大きく違うのは、スリランカから来たナビーンさんが、難民であることでしょう。母国で政治活動をしていたナビーンさんは、わたしの小説の主人公以上に、母国に「帰れない」人です。帰国したら迫害を受ける可能性があり、日本に家族がいるナビーンさんは、何重にも「帰れない」人なのだと思います。それを無理やり帰そうとするのは、一種の暴力ではないかと思っています。

わたしが小説を書くときに考え…

残り 823/3010 文字

引用元: ・【NHK】まるで小説「やさしい猫」の訴訟が26日控訴審判決…夫妻は幸せな結末を待つ【小説家・中島京子さん手記】 [少考さん★]

2: 名無しさん@恐縮です 2025/08/19(火) 06:58:42.36 ID:FMOiXUev0
嫁さんも一緒に出国すればいいのでは?>家族が分断される

3: 名無しさん@恐縮です 2025/08/19(火) 06:58:55.59 ID:tRj1KdJI0
命の危険を感じて逃げるのが海を渡ってすぐのインドじゃなくて飛行機で何時間もかかる日本なのは何故なんだぜ?

4: 名無しさん@恐縮です 2025/08/19(火) 07:00:19.52 ID:h7pvUFqG0
猫まっしぐら

5: 名無しさん@恐縮です 2025/08/19(火) 07:02:19.94 ID:jgZvdRmW0
地元の警察行けよ

6: 名無しさん@恐縮です 2025/08/19(火) 07:04:08.10 ID:/eUT+gQX0
2013年に退去を明治られてるのに2016年に日本で結婚できてるのがおかしい

7: 名無しさん@恐縮です 2025/08/19(火) 07:04:13.30 ID:6EpeReTY0
びっくりだな
これほど小説に酷似したケースがあるとは
まあ結婚の実態があれば認めるべきでは
普通こういう立場の人とは結婚しないからな

コメント

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