新宿の路上、ワインボトルで頭を殴られ専門学校生死亡…ミャンマー人３容疑者は殺意を否認

　トラブル相手の頭をガラス瓶で殴って殺害したとして、警視庁は１８日、東京都新宿区高田馬場、無職ゾー・ミョー・テッ容疑者（２４）らミャンマー国籍の男３人を殺人容疑で再逮捕したと発表した。再逮捕は１６日。

　発表によると、３人は共謀して７月７日午前４時５分頃、同区新宿の路上で、ミャンマー国籍で同区高田馬場、専門学校生チッ・ポウさん（２２）の頭をガラス製のワインボトルで殴って殺害した疑い。死因は急性硬膜下血腫などだった。調べに、３人はいずれも殺意を否認し、テッ容疑者は「殴ったことは間違いないが、殺すつもりはなかった」と供述しているという。

　３人のグループとチッ・ポウさんらは事件直前、現場近くのクラブでトラブルになり、路上でけんかに発展。３人はチッ・ポウさんの知人男性２人への傷害容疑で事件当日以降、それぞれ２回逮捕されていた。