首相の式辞に「反省」という言葉が盛り込まれたのは2012年以来13年ぶりです。2004年の村山総理大臣以降、19回連続で使われてきましたが、2013年に総理大臣が外して以降は歴代首相が避け、これまで追悼式で「反省」を表明してきたのは天皇のみでした。
この日、徳仁天皇も「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願う」と述べ、前年と同じ表現を踏襲しました。
石破総理大臣は当初、戦後80年にあわせた談話の発表を検討していましたが、自民党内の保守派の反発で見送ったとされます。日本政府はこれまで「歴代内閣の歴史認識を継承する」との立場を一貫して表明してきました。
日本は、戦後50年の1995年以降、10年ごとに、終戦の日に合わせて首相談話を発表してきました。村山元総理大臣と小泉元総理大臣は談話の中で、植民地支配に対する謝罪と反省を表明しましたが、元総理大臣は戦後70年の談話で「反省と謝罪を表明してきた」とし、過去形で扱っただけでした。
KBS 2025-08-15 15:22:57
https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=90967
https://worldimg.kbs.co.kr/src/images/news/202508/250815032014_91_j.jpg
引用元: ・石破首相、戦没者追悼式で13年ぶりに「反省」に言及も 侵略や植民地支配は触れず [8/16] [ばーど★]
【石破首相の式辞全文】「あの戦争の反省、深く胸に」 戦没者追悼式
15日に東京都内で開かれた全国戦没者追悼式での石破茂首相の式辞は以下の通り。
天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
先の大戦では、300万余の同胞の命が失われました。
祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら、戦場に斃(たお)れた方々。広島と長崎での原爆投下、各都市への空襲並びに艦砲射撃、沖縄での地上戦などにより犠牲となられた方々。戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々。今、すべての御霊(みたま)の御前にあって、御霊安かれと、心より、お祈り申し上げます。
今日の我が国の平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い命と、苦難の歴史の上に築かれたものであることを、私たちは片時たりとも忘れません。改めて、衷心より、敬意と感謝の念を捧げます。
未(いま)だ帰還を果たされていない多くのご遺骨のことも、決して忘れません。一日も早くふるさとにお迎えできるよう、全力を尽くします。
先の大戦から、80年が経ちました。今では戦争を知らない世代が大多数となりました。戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない。あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばなりません。
同時にこの80年間、我が国は一貫して、平和国家として歩み、世界の平和と繁栄に力を尽くしてまいりました。
歳月がいかに流れても、悲痛な戦争の記憶と不戦に対する決然たる誓いを世代を超えて継承し、恒久平和への行動を貫いてまいります。
未だ争いが絶えない世界にあって、分断を排して寛容を鼓し、今を生きる世代とこれからの世代のために、より良い未来を切り拓(ひら)きます。
結びに、いま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様にはご多幸を、心よりお祈りし、式辞といたします。
令和7年8月15日
内閣総理大臣 石破茂
朝日新聞 2025年8月15日 11時58分
https://www.asahi.com/articles/AST8H0GT8T8HUTFK009M.html
ついでにF2調達削減したこともな
ついでにF2調達削減したこともな
日本はいつになったら猿から進化できるんだ?
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