自民党の小野寺五典政調会長はジャーナリストの櫻井よしこ氏の取材に対し、
「自分は(参院選の)戦犯です。森山さんと一緒に辞めます」と述べたという。櫻井氏が自身のネット番組「言論テレビ」の中で明らかにしたものだ。
小野寺氏が「戦犯」という言葉を使った意味は大きい。石破政権が総辞職に追い込まれた場合、どうすべきかについて、次のように答えている。
「自分たち、石破政権に入っていた者はひたすら後ろに下がって、じっとしていなければいけない。ガラッと違うイメージを国民に見せないと、自民党は変わったというふうに見てもらえないからだ」
自民党の閣僚経験者が、この発言について踏み込んで言うには、
「小野寺さんの言う通りだが、そうなると閣内にいる林芳正官房長官や加藤勝信財務相、あるいは小泉進次郎農水相も、次期総裁の資格なしということになるかもしれない」
特に小野寺氏と林氏は、岸田文雄前首相が率いた旧宏池会に所属していた。林氏は官房長官として、石破首相のいわば「女房役」であるにもかかわらず、
「ポスト石破」の可能性を探り、旧宏池会のメンバーと会っていると言われる。
小野寺氏の「戦犯」発言は、「まるで林氏を牽制したようなもの」(前出・閣僚経験者)
仮に林氏が総裁選に出馬しようとしたら、この「戦犯」発言は林氏の上に重くのしかかるだろう。
森山裕幹事長は7月28日の両院議員懇談会で、参院選の総括をまとめしだい、辞任する意向を示唆しているが、小野寺氏の発言は、森山氏と同時に辞表を提出する考えを示したものといえる。
鈴木俊一総務会長も同じ意向だ。すでに木原誠二選対委員長は、辞任の意向を明らかにしている。
党4役が一気に辞任すれば、石破政権は事実上、崩壊するとみられる。
(田中紘二/政治ジャーナリスト)
https://www.asagei.com/excerpt/343201
引用元: ・【自民党の小野寺五典政調会長が衝撃発言!】「自分は(参院選の)戦犯です、森山さんと一緒に辞めます、自分たち、石破政権に入っていた者はひたすら後ろに下がって、じっとしていなければいけない」
政治が外交も経済も何も対処できなくなった状態を生み出した責任は大きい。
参院選敗退で決すべきだった。
いや、都議選だな。
コメント