マスを釣った男性に近づくヒグマ
しかし、2009年の夏、その態様の著しい変化を目にしました。
定点の海岸で釣りをする男性にヒグマが鼻をつけるほど接近していました。男性のすぐそばには釣ったカラフトマスがありました。
番屋の主が怒鳴りながら駆け寄ると、ヒグマは男性から数メートル距離を取りました。
主はその空間へ入り込み、ヒグマを叱りつけました。男性はそのすきに逃げました。
番屋の主は悔しそうに言いました。
「あの子にマスをやったやつがいる」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5b7166472e39caadcce2b18c7c7d59df51068a1
引用元: ・「そのサケくれよ」と釣り人に迫ったヒグマ、近所の漁師のジジイに長々と説教されてしまう [422186189]
飼い犬を食べたり車をかじったり…
ヒグマは釣り人に近づけば、マスにありつけることをどこかで学習していたのです。
北海道では長く「春グマ駆除」が行われてきましたが、1990年に廃止。それから20年近くがたち、この頃は、人を恐れないヒグマが増えていました。
人に近づくと、食べ物が手に入ることを学習したヒグマも出てきていました。
知床が2005年に世界自然遺産に登録され、観光地としての人気は定着しました。
ここ10年のうちに、飼い犬を連続で食べるヒグマや、人の乗った車をかじるヒグマまでも現れました。
それでもなお、写真に収めてSNSへアップしようとヒグマに近寄ったり、車からお菓子をヒグマに与えたりする観光客がいます。
自然公園法が改正され、ヒグマにエサを与えたり、著しく接近したりする行為は違法となりました。
ただ、実効性があるとはとても言えません。人身被害は目の前に迫っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5b7166472e39caadcce2b18c7c7d59df51068a1
動物に盗まれる確率は高い
犯人は猫か熊
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