藤あや子 76歳で他界した父の戦争体験「捕まってたら射殺ですよ」「ベルトを煮込んで…」歌手の成功は…
演歌歌手の藤あや子(64)が11日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。父の戦争体験について語った。
藤は76歳で他界した父は「戦後も残って、2年ぐらい商売をして生き延びたそうなんですね」と明かし、終戦になった際にはシベリアに抑留される予定だったが「友人5人でジープに乗って逃げたらしいんです」と打ち明けた。
「もし捕まってたら射殺ですよねえ。でもそのおかげで私もおりますけれども」としみじみと話した。
父からは戦中、戦後の話を聞いて育ったという。
「食べる物がなくて。凄いのはベルトを、してたベルトを煮込んで。皮でできてるから、だしが出るからと言って、それで草とか入れて食べたとか。考えられないような、本当にうそのような。これが現実に日本にこんなことが起きていたのかと、思うことをたくさん父の口から聞きました」と振り返った。
黒柳が「でもお父様がいらっしゃらなかったら、今の自分はないと思ってらっしゃるんですよね」と続けると、「ないです、はい」と明言。
歌手となったきっかけについて「私20歳で子供産んで、子供もおりましたので、なかなかその歌手としてじゃあ、子供を置いて上京してチャレンジするっていう気持ちはなかったんですけども、父がやはり東京の中央の舞台立って勝負してこいって」と応援してくれたとし、
「孫の面倒は自分がみるから、とりあえず東京で頑張ってこいって後押ししてくれたのがやっぱり父でした。それがなかったら今はないですね。はい」と感謝した。
引用元: ・【芸能】藤あや子 76歳で他界した父の戦争体験 「捕まってたら射殺ですよ」「食べる物がなくて。ベルトを煮込んで…」 [冬月記者★]
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