動画には、先月17日に豪雨に見舞われた際、Aさんの店にサラダを受け取りに来た配達員の様子が映っている。動画の中でこの配達員は、冠水した道路を腰まで泥水に浸かりながら店の方へと移動してくる。
料理を受け取った配達員は、料理が濡れないよう肩の高さまで持ち上げ、冠水した道路を再び渡っていった。その後、配達員はバイクに乗って出発し、無事に配達を終えたという。
Aさんは「とても感謝しており、絶対に探し出したい」として「この動画のご本人、いらっしゃいましたら(サラダ店の)VIPにさせていただきます」と書き込んだ。
これに対し、配達員本人がコメント欄に登場して当時の状況について説明した。配達員は「7月17日、光州市に約400ミリの豪雨が降り注いだ日、全南大学正門前で起きたことです」と書き込んだ。
配達員は「ピックアップ(料理の受け取り)をしなければならないのに、冠水した道路と通行規制でバイクの通行が不可能だったので、腰の高さまで冠水している道路を渡るしかありませんでした」「当時は流れが少し強かったので、集中していないと流されるほどで、警察官さえも『もう渡らないように』と言っていたんですが、私はお客さまに料理を配達するために再び渡ったんです」とつづった。配達費用は7000ウォン(約744円)だったという。
配達員はさらに「当然のことをしただけなんですが、知人が動画を送ってくれて、本当にびっくりしました」「私は無事に生きています」と付け加えた。
この動画には「職業意識が素晴らしい」と配達員を褒めたたえるコメントと同時に「こんな天候のときには生命手当も支給すべきではないのか。あまりにも危険に見える」などと心配混じりのコメントも書き込まれた。
チョ・ウンソ記者
朝鮮日報 2025/08/09 08:20
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/08/06/2025080680121.html
https://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2025/08/06/2025080680120_1.jpg
引用元: ・400ミリの豪雨が降り注ぐ光州、腰まで水に浸かりながらサラダを受け取る配達員の姿が話題に 配達費用は744円 [8/9] [ばーど★]
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