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和歌山市は6日、英国の名門パブリックスクール「ゴードンストウン校」の姉妹校が同市内に開校すると発表した。同日、関係4者で同校誘致に関する調印式を開いた。開校は27年9月の予定で、小学6年から高校3年まで7学年の全寮制。中学3年までの4学年でスタートする。将来的に生徒数700人、教職員200人の規模となる。
開校するのは「ゴードンストウン・スクール日本校(仮称)」。大阪キリスト教短期大学(大阪市)などを運営する学校法人のOCCが開設する。南海和歌山大学前駅近くにサンヨーホームズが所有する15ヘクタールの土地を整備する。敷地内にある「旧ノーリツ鋼機センタービル」を改装して校舎とし、寮の建物やグラウンドを配置する。
授業料や寮費などを合わせた年間の学費は800万円程度。国内外で生徒を募集し、日本人の割合は3割程度を想定する。文部科学省の認可は受けず、フリースクールの扱いとなる。
ゴードンストウン校は1934年にスコットランド北部に設立され、チャールズ国王の出身校として知られる。現在、海外に姉妹校はないが今後、海外展開を予定しており、2026年にアブダビに幼稚園から小学校の姉妹校を開校する。
調印式後の会見で、ゴードンストウン校の海外展開を担当するゴードンストウン・インターナショナルのラッセル・キューCEOは「和歌山市は海と山が近く、スコットランドの本校と環境が似ている。日英の文化を組み合わせた新しい教育を行いたい」と話した。
尾花正啓市長は「世界で活躍する人材が和歌山市で育ってほしい」と話した。調印式には他に、根岸正州OCC理事長、田中康典サンヨーホームズ会長、遠北光彦南海電鉄会長が参加した。
引用元: ・英名門「ゴードンストウン校」、和歌山市に姉妹校 7学年の全寮制 [七波羅探題★]
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