被爆の記憶を継ぐ「家族伝承者」語れなくなった父にかわり… 桐谷美玲キャスターが聞く“家族の思い”8月6日「原爆の日」を迎えた広島から、お伝えしています。戦後80年がたち、被爆した方の平均年齢は86歳を超えました。被爆の体験を語れる方が減り続ける中、家族が語り継いでいく「家族伝承者」という制度があります。原爆の記憶を、絶やさない。家族の思いを取材しました。
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広島市の細川洋さん(66)。父の被爆体験を語り継いでいます。
父の被爆体験を語り継ぐ 細川洋さん(66)
「これが13歳の時の父。結構イケメンだったんですよ」
桐谷美玲キャスター
「そうですね、端正な」
父の被爆体験を語り継ぐ 細川洋さん(66)
「それが80年たつとこうなる」
桐谷キャスター
「すてきな笑顔ですね」
2023年、95歳で亡くなった父・浩史さん。17歳の時に被爆し、語り部として20年以上活動。
細川さんの父 浩史さん
「この手すりのいたるところに血まみれの手のあとがついていたのを覚えています」
実体験とともに、平和の大切さを語り続けました。
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広島に原子爆弾が投下されて、6日で80年。被爆者の平均年齢は、86歳を超えました。父の被爆体験を語り継ぐ 細川洋さん(66)
「2020年からコロナが日本に上陸しまして、世の中にまん延していく中で、父も体を壊して入退院を繰り返すようになった。父も語りたくても、もう人前で語ることが物理的にできなくなってしまった」
語れなくなった父にかわり、被爆体験を語り継いでいきたい。こうした決意から研修や父への聞き取りなどを経て、家族伝承者として市の認定を受けたのです。
以下略
https://news.ntv.co.jp/category/society/e90c6f2742d14c91ad3c7b8729a63770
引用元: ・戦後80年 被爆者が高齢で死んでいくので家族が「伝承者」となり被爆体験を語り継いでゆく・・・ [135853815]
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