松井市長はロシアのウクライナ侵攻や中東情勢を受け、自国を守るため核兵器保有を容認する考えが為政者に強まりつつあると危機感を示した。ただ、混迷を深める世界情勢にあっても、若い世代が自分たちの将来に核兵器が非人道的な結末をもたらし得ると自覚し、日常生活でできる行動によって「必ずや核抑止力に依存する為政者の政策転換を促す」と訴えた。
また、日本被団協の代表委員や広島県被団協理事長を務めた坪井直(すなお)さん(2021年に96歳で死去)が核兵器のない平和な世界へ唱え続けた言葉「ネバーギブアップ」を引用。被爆者の体験に基づく平和への思いを継ぐ意義を伝えた。
世界の為政者には対話を通じた信頼関係に基づく安全保障の議論開始も提唱。日本政府には国際社会の分断解消を主導し、日本被団協のノーベル平和賞受賞などを踏まえ、来年11月に開幕する核兵器禁止条約の第1回再検討会議へオブザーバー参加するよう求めた。
式典は午前8時に始まり、この1年に死亡が確認された広島の被爆者4940人を書き足した原爆死没者名簿を松井市長と遺族代表が原爆慰霊碑の石室に納めた。名簿は2冊増え、130冊計34万9246人分になった。
原爆投下時刻の8時15分に遺族代表の団体職員森山史さん(32)=安佐南区=と、こども代表の南観音小6年迫優多朗さん(11)=西区=が「平和の鐘」を突き、全員で黙とうした。市は今年、海外の政府代表を「招待」する従来の形式から、開催を案内する「通知」に変更。初めてのパレスチナ自治政府や台湾などを含む120カ国・地域が参列した。
厚生労働省によると、被爆者健康手帳を持つ被爆者は3月末時点で9万9130人。初めて10万人を下回り、平均年齢は過去最高の86・13歳となった。(渡辺裕明)
中國新聞 25/08/06 08:25(最終更新: 08:53)
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/691444
引用元: ・【原爆死没者慰霊式】広島市長が平和宣言 被爆80年、核廃絶へ若い世代に行動呼びかけ [蚤の市★]
今でも差別ヘイトを止めてない日本の猿にはもう一度原爆が必要だな
被爆80年を迎えるこの夏に広島で体感した衝撃、「核武装」を肯定する若い世代からバカウケの参政党候補者が参院選で25万票も集めるwwwwwww
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