https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250803/k10014883551000.html
ことしで戦後80年を迎えますが、北方四島の元島民が多く住む北海道根室市では、1日も早い領土の返還を訴える市民大会が開かれました。
この大会は、北方四島の元島民が多く住む根室市が、旧ソ連軍が北方領土に侵攻した8月に毎年開催していて、会場には元島民などおよそ700人が集まりました。
はじめに根室市の石垣雅敏市長が「北方領土をのぞむ領土返還運動原点の地の根室から声をあげ運動にまい進していきたい」とあいさつしました。
続いて、元島民を代表して国後島出身の古林貞夫さん(86)が「返還運動を共にしてきた多くの仲間が望郷の念がかなわず亡くなっていった。元島民にはロシアとの関係改善を待つ時間は残されていない」と訴えました。
そして、最後に全員で「島を返せ」などとシュプレヒコールを行いました。
北方領土をめぐっては、80年前に当時のソ連が占領したままの状態が続いていて、先祖の墓を訪れる「北方墓参」などもロシアによるウクライナ侵攻などの影響で中断され、再開の見通しが立っていません。
古林さんは「もう一回だけでも兄弟の眠る島を訪れたい。80年近くたったのにロシアとの関係が悪化しているのは、残念でしかたない」と話していました。
引用元: ・【北海道】根室 「島を返せ」北方領土返還を訴える市民大会 [七波羅探題★]
島をとりもろせ
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