石破首相続投はプライドの問題?「歴史の教科書にどう書かれるか」元官僚が推察
元厚労官僚で神戸学院大学教授の中野雅至氏(61)が2日、カンテレの情報番組「ドっとコネクト」
(土曜午前11時20分~、正午~)に出演。石破茂首相の続投に私見を述べた。
参院選で過半数割れし、“石破降ろし”が吹き荒れる中、石破首相は首相続投に意欲を示している。
中野氏は「8月中には辞めると思っていた。辞めろ辞めろという声が多くなって、それは特に旧派で、
『お前らが何で言う?』っていうのが感情的にあって。意外と世論も辞めなくて良いよというのがあって、
残ろうか粘ろうかという気が出てきた」と石破首相の心中を推察した。
さらに、「一番気になってるのは、このまま辞めたら歴史的評価がめちゃくちゃ低いと言われるのをけっこう気にしているんじゃないか。
総理大臣って歴史の教科書にどう書かれるかを気にするじゃないですか。宇野宗佑なんていまだに愛人問題で語り継がれる。
石破って何をやった? 野党の言うことだけを聞いて何もやっていない愚鈍な総理大臣と言われるのが腹立つ」と“プライド”の問題も指摘した。
そのため、中野氏は戦後80年談話までは続けるのではないかとみていたが、この日の報道で、
15日の終戦の日に石破首相が自身の見解を示さない方向で最終調整に入ったと報じられたため、
「何のために、このオッサン残りたがってるんやろって不思議になってきて」と苦笑い。
すぐさまMCの石井亮次アナから「このオッサンは…。日本の総理大臣です」とツッコまれ、「失礼いたしました」と平謝りして、笑いを誘った。
中野氏は「9月の臨時国会が始まったら絶対に行き詰まる。野党はどこも協力しない、石破とは組まないと言っている」と、
石破首相が続投をすれば国会が機能しないと指摘。「石破とは組まないとはっきり言い切ってないのは野田さんくらい。
でも、立憲はこんなとこで大連立やったら、次の選挙で絶対負けます。だから組むところがほとんどない。
少数与党も何も、全然何もできない。野党は話聞かないって言っているんですから」との考えを示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/421a8e03c1de74e07ce51fcc0060b58effd7cc09
引用元: ・石破総理『辞任要求ならそれなりに呑むつもりだった プライドを傷つけたあの一言は許せない』 [784885787]
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