2025年8月2日 6時0分
(前略)
そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の専業主婦の男女500人を対象に「レシピを参考にしている料理家」についてアンケート調査を実施した。
第2位は同じ票数で二人が並ぶ結果に。一人は料理研究家の土井善晴氏(68)だ。
和食を基礎とした、本格的かつ手軽で持続可能な家庭料理のレシピを数多く発信している土井氏。料理番組『おかずのクッキング』(テレビ朝日系)では20年以上も司会を務めるなどテレビ出演も多く、穏やかな口調や人柄でも人気を集めている。
中でも土井氏が提案しているごはんと具だくさんの味噌汁、漬物などの一菜があれば十分という「一汁一菜」のスタイルは、主婦層からの支持が厚い。毎日違う具材を入れた味噌汁をおかずと兼ねることで、手間が省けるだけでなく食材の無駄もなくなると土井氏は提唱している。日々の料理のハードルを下げる土井氏の考えに、好感を抱く人が多いようだ。(中略)
並んでもう一人の第2位はYouTuberとしても活躍しているリュウジ氏(39)だ。インフルエンサーとしてだけではなく、株式会社バズレシピの代表取締役も務めるなど、マルチに活躍している料理研究家のリュウジ氏。10代で世界一周旅行やさまざまなアルバイト、ホテルマンなどを経験してきた異色の経歴の持ち主だ。
そんなリュウジ氏のこだわりは、とにかく手軽で簡単なレシピ。実際にリュウジ氏が紹介しているレシピにはレンジでチンするだけのものや、家庭にある調味料や調理器具だけで完成するものが多い。また、うま味調味料を活用するレシピも多いため、《うま味調味料を使って料理研究家を名乗るな》という否定的な意見もあるそうだが、主婦層からは《身近な調味料で作れるから助かる》と好意的な声が寄せられている。(中略)
第1位は長年にわたって愛され続ける料理家・栗原はるみ氏(78)。
元々は専業主婦だった栗原氏。料理家として活動を始めたきっかけは、テレビのフリーキャスターだった夫・栗原玲児さん(享年86)が連れてきたテレビ関係者を手料理でもてなしたことだったという。栗原氏の料理の味が評判となり、1983年にテレビ番組の裏方として料理アシスタントを務め、その後レシピ本を刊行するなど徐々に活躍の場を広げていった。
栗原氏が長きにわたって支持を得ているのは、やはり主婦目線で考えられたレシピの数々だろう。栗原氏は1日のほとんどを料理の試作にあてているという。複雑な工程を踏むことなく、ちょっとした工夫で手軽かつオシャレに仕上がる栗原氏のアイデアレシピは、主婦の強い味方になっているようだ。
引用元: ・専業主婦が選ぶ「レシピを参考にしている料理家」ランキング同率2位の土井善晴氏、リュウジ氏を抑えた1位は… [muffin★]
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