不信任案巡り、野田氏と小沢氏が火花 「秋でいい」「怖がっている」
立憲民主党の野田佳彦代表は1日の記者会見で、内閣不信任決議案の提出をめぐり「対決姿勢は別に秋だっていい」と述べ、この日に召集された5日間の臨時国会では提出を見送る意向を示した。これに対し、同党の小沢一郎衆院議員は会見で「いつ政権を取るのか。選挙を怖がっている」と批判。重鎮2人が応酬する展開となった。
7月の参院選で与党は過半数を割ったものの、立憲は議席を増やせなかった。野田氏はこの日の会見で、「今、参院選の総括をやっている最中だ。その途中で放り投げて、不信任案を出すということがいいのか」と言及した。
小沢氏が7月31日の会見で、不信任案の提出を主張しつつ、「次の総選挙は参政党と国民民主党は全小選挙区に候補者を立ててくる可能性が十分ある。立憲は極端に言えば全滅しかねない」と述べたことを踏まえ、野田氏は「全滅すると言いながら、不信任で選挙に突入するのか。きっちり総括し、戦って勝つ準備を今は急がなければいけない」と強調した。
この野田氏の発言を受け、小沢氏は8月1日の会見で「選挙じゃなければ原則的に政権は取れない。選挙を怖がっていたら政党なんかつくる必要はない」と猛反発。「いつ政権を取るのか。選挙を怖がっていて。たぶん国民からもそう言われる」と述べた。
引用元: ・野田「内閣不信任案、対決は秋でいい」 小沢「選挙を怖がってんのか」 [135853815]
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