維新は30日、大阪市内で常任役員会を開き、参院選後の代表選を行うか否かを電子投票で決めるとした。党規約は、大型選挙後に代表選の要否を議決すると定めており、不要となれば、執行部は事実上の信任を得たことになる。岩谷良平幹事長は役員会後、記者団に「代表が信任されていない状況が続くのは党にとって良くない」と述べ、8月7日にも結果を発表する考えを示した。
目標は達成も、際立つ低迷ぶりにくすぶる不満
今回の参院選は、昨年12月に就任した吉村洋文代表(大阪府知事)にとって初めて挑んだ本格的な国政選だった。本拠地の大阪選挙区で2議席を死守し、目標を1議席上回る7議席を確保したことなどから、代表選は行われない公算が大きい。
とはいえ、2019年の参院選では10議席得ており、実質的には改選議席を減らした。また、党勢のバロメーターとなる比例得票数は437万票にとどまり、前回22年の780万票を大きく下回った。12年の国政進出以降、参院選では過去最低の記録となり、国民民主や参政が700万台の票を確保して伸長する中、維新の低迷ぶりが際立った。
維新は昨秋の衆院選でも比例得票数を約300万票減らしており、この時は代表選の実施が決定。馬場伸幸代表は不出馬に追い込まれた。新代表に就任して8カ月。知名度の高い吉村氏に託されたはずの党の再興はかなわず、執行部と距離を置く議員は「参院選は維新の完全な敗北。執行部は責任を取らなければいけない」と断じる。
それでも代表選の実施や「吉村おろし」に向けた具体的な動きが起きないのは、吉村氏以外に「党の顔」を担う人物が見当たらないからだ。大阪府知事を務める吉村氏に弓を引けば、維新の中核にいる府議団が反発し、党内が割れるリスクもはらむ。
吉村氏は参院選後の22日の会見で、代表選の実施が決まった時点で「僕に対する不信任になる」とし、代表を退く考えを明言。反執行部の動きを牽制(けんせい)した。
公然と語られ始めた「自公連立入り」
執行部刷新の動きが出ず、他方で党勢回復の道筋も見えない中、公然と語られ始めたのが衆参で少数に陥った与党との連立だ。
党創設者の橋下徹元大阪府知…(以下有料版で,残り412文字)
朝日新聞 2025年7月31日 5時00分
https://www.asahi.com/articles/AST7Z3SYLT7ZUTFK00DM.html?iref=comtop_7_06
引用元: ・岐路に立つ維新 「吉村おろし」より、連立入りの「安売り」に傾く? [蚤の市★]
NHK党くらいの議席でええんよ
まさかのタイミングで代表w
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