バブル崩壊から30年以上経ったいまも苦しみ続けるロスジェネにとって、作家で反貧困ネットワーク世話人の雨宮処凛氏は「この参院選が最後の希望だったが、打ち砕かれた」と話す。
雨宮氏はこの参院選をどう見たのかについて、うかがった。
みんかぶプレミアム特集「格差社会サバイバル」第10回。
「日本人ファースト」が争点になった参院選に失望
今回の参院選で非常に残念だったのは、大きな争点が「外国人問題」となってしまったことです。
参院選が始まるまでは、争点の一つに「ロスジェネ対策」が挙げられていました。
自民党は、今年に入ってからロスジェネを取り上げるようになり、「ようやくまた光が当てられた」と感じていました。
参院選の直前までロスジェネ対策を掲げていたので、「これまでずっと放置されてきたロスジェネ世代への支援が前進するかもしれない」とかなり期待していました。
それなのに、結果は「日本人ファースト」ばかりが取り上げられてしまい、自民党も「違法外国人ゼロ」、国民民主党も「外国人への優遇見直し」などそれに乗っかってしまった。
外国人問題がまるで日本の一番の大問題のように扱われ、あとは物価高や減税くらいで、そのほかの争点はことごとくかすんでしまいました。
これは本当にもったいなかったですね。
というのも、私は今回の参院選が「最後のチャンスなのではないか」と感じていました。
ロスジェネというのは、1970~1984年ごろに生まれた人たちを指します。
私もそうですが、ロスジェネ世代はもう50代に突入しているのです。
つづきはこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/452c60da90c1b966151e5263ee6a59723bbf1c4f
引用元: ・【争点の一つ】「日本人ファースト」にかき消されたロスジェネ対策……雨宮処凛「参院選は最後の希望だった」
電通にこんな記事作らせてるトヨタさんよ
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