「排他主義」への懸念表明 参院選挙の流れ変えた?
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-424595
引用元: ・【暇空茜・ネトウヨ悲報】小池都知事、参政党の排外主義を批判した為、あの東京新聞に褒められるwww [718678614]
「ヘイトスピーチなどの問題や、競い合って排他主義につながることは、非常に危険だと思っております」
今月11日の定例記者会見で、小池百合子知事は参院選での外国人政策を巡る論戦に、そう踏み込んで発言した。
外国人が多く暮らす東京都の行政トップとして、外国人労働者の受け入れ規制などの主張の過熱ぶりを、どうみているのか知りたくて尋ねた。「排他主義」に言及し、「危険」と語ったのは、憂慮の表れだと受け取った。
小池知事は「排外」ではなく、より広い印象の「排他」という言葉を使った。ごみ捨てなど生活習慣上のトラブルや、外国人が絡む事件報道から「大丈夫かという思いを抱く方が多いんじゃないか」とも発言。共生に向け「日本、東京におけるルールをしっかり伝えることを進めていきたい」とまとめた。
参院選の公示(3日)から選挙戦中盤までに、この問題に強く懸念を表明した行政のトップは少なかったように思う。野党党首らも排外主義への反対を強く訴えていたが、保守系の政治家による明言は社会的な影響が大きいと感じた。
各メディアが小池知事の発言を報じ、ある都議は「知事の発言で流れが変わった」とみる。交流サイト(SNS)では、普段は小池知事に批判的な人たちも発言を評価していた。
SNSでは、小池知事が特別顧問を務める都議会第1党の「都民ファーストの会」の党名が、参政党の「日本人ファースト」を連想させるとして「同じでは」といった反応もあった。2017年、自身が設立した「希望の党」に合流を目指す旧民進党議員の一部への「排除いたします」発言を思い出す人もいたようだ。
「都民ファーストのファーストには人種差別・排外主義のニュアンスは含みません」。都民ファ幹事長の尾島紘平都議はX(旧ツイッター)で否定している。
共生を巡り、看過できない問題もある。小池知事は就任2年目から8年連続で、毎年9月の関東大震災直後に虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典への追悼文を送っていない。こうした対応も変われば、発言以上に強いメッセージとなるだろう。(奥野斐)
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