韓国軍による領空侵犯事件　官房長官「重要パートナーにつき再発防止を求めて終わり♪」

官房長官 自衛隊機の緊急発進対応で韓国側に再発防止申し入れ

2025年7月25日 13時48分

林官房長官は、韓国軍の輸送機が今月中旬に日本の防空識別圏に入り、自衛隊機が緊急発進したことを明らかにしました。韓国側は、燃料の枯渇が理由だと説明していますが、政府は、緊急発進する事態となったことは遺憾だとして再発防止を申し入れました。

これは林官房長官が記者会見で明らかにしました。

それによりますと、今月13日、韓国軍の輸送機1機が日本の防空識別圏に入り、自衛隊機が緊急発進して対応にあたったということです。

輸送機は緊急事態を宣言して沖縄県にあるアメリカ軍嘉手納基地に着陸し、韓国側は、燃料の枯渇が理由だと説明しています。
林官房長官は「結果として緊急発進する事態となったことは遺憾だ。こうした事態を防ぐための措置を取るよう韓国政府に申し入れた。いずれにせよ韓国はわが国にとって重要なパートナーであり、引き続き、緊密に連携して対応していきたい」と述べました。